奴隷に対する考え方
へんてこなプリンの材料集めを押し付けられてしまったへっぽこさん。 何故料理を振舞われる側のへっぽこさんが仕事を押し付けられる羽目に陥ったのか良くわかりませんが、料理の材料として熱いオオカミの血が必要なんだそうな。 そういえばターゲットのオオカミは警戒所の北側、ヴェルティの羊水へ向かう途中の草原に沢山いましたね。 てことで。 ドッカンドッカンと漆黒オオカミをやっつけて、シュバババ!と血液を採集。 意外と楽々仕事は終了。 でもま。 この余計な仕事をやったおかげで漆黒オオカミの知識を回収出来ましたので、まあ良かったかなと。 集めた血液はすぐさまヘロンさんへとお届け。 しっかし、オオカミの血の入ったプリンっすか・・・ いやぁ・・・そりゃ世の中動物の血液を使った料理があるのは存じ上げておりますが。 だからと言ってそういった珍奇な食物を好んで食べようとは思いませんのでねぇ・・・ そんなへっぽこさんの意見などお構いなしにでろでろプリンを手渡すヘロンさん。 これで借りは返したわよ~♪ と、一人上機嫌でございます。 ・・・。 完全にヘロンさんの自己満足の為に皆が振り回されてますね。 そうして機嫌の良くなったヘロンさんでしたが、ここでカチーヌが帰ってこねぇな?なんて言い出します。 カチーヌさんって・・・あの奴隷の女性ね。 同じく奴隷のドスリアさんを送って行ったんでしたっけ。 すると、その話を聞いたアタラクシアさんがヘロンさんに対し素朴な疑問を投げかけました。 おめぇ、奴隷を開放する気はねぇのか? と。 ダメ。 即答です。 何故なら、カチーヌさんには問題を解決する力が無いからだそうな。 ・・・。 まあ、なんというかご縁があった方なんですから、奴隷から解放した後、ヘロンさんが力になって差し上げればいいのにとか思いますけど。 しかし、べディルの中では人間は統制する必要があるものという考え方が根強い様ですねぇ・・・ 考え方の合わないオウダー女王もその点考え方は一緒ですか・・・ うーん・・・